飛行機によく乗るのでアメックスのスカイトラベラーカードを発行しようか悩んでいます。メリットや特徴を教えてください。
よくこんな質問をされるマイルの鉄人です^ ^
結論から先の言うと、スカイトラベラーカードをおすすめできる人は
SFC修行、JGC修行する
飛行機によく乗る・機会が多い
マイルの有効期限を気にせず貯めたい
というマイラーには年会費以上に価値を感じる可能性が高い高還元カードです。
目次
スカイトラベラーカードの特徴・デメリット
基本情報・年会費
本会員 年会費 | 11,000円 |
家族会員 | 5,500円 |
ポイント | メンバーシップリワード |
メンバーシップリワード・プラス | 自動付帯で無料 (通常3,300円) |
ポイント有効期限 | 無期限 |
還元率 | 1% 100円=1P |
航空券購入 (JALやANAなど26社) |
3% 100円=3P |
カード継続特典 | 1,000P |
マイル交換 | 15社の航空会社 (JALマイル交換不可) |
国内空港ラウンジ | ◯ 同乗者1名 |
旅行傷害保険 | 利用付帯/最高3,000万 |
その他特典 | オンライン・プロテクション ショッピング・プロテクション 航空便遅延費用補償 手荷物無料宅配サービス 旅行先での日本語サポート |
スカイトラベラーの1番の特徴はJALやANAなどの航空券購入で100円につき3P貯まり、1P=1マイルで交換できること。
1ランク上のスカイトラベラー・プレミアはポイント5倍で破壊力抜群ですが、年会費は38,500円とお高めです。
年会費(税込) | 11,000円 | 38,500円 |
航空券/ポイント | 3倍 | 5倍 |
ポイントは無期限
ANAカードやJALカードで貯まるマイルは有効期限3年ですが、スカイトラベラーのポイントは無期限なので自分の好きなタイミングで交換すれば有効期限を気にしなてくていいですね!
そんなスカイトラベラーの「ん?」と感じる嫌なトコからみていきましょう^ ^
アメックス・スカイトラベラー4つのデメリット 評判が悪い理由
①ANAマイル交換には5,500円のコスト
年間参加費:5,500円
2年目移行:自動更新
ANAマイルに交換するにはメンバーシップ・リワードANAコースに登録する必要があり、年間5,500円かかります。
アメックスゴールドやグリーンでも必要となってきますが、「5,500円が高っけー!」と思うANAマイラーにはおすすめできません。
なら20万Pくらい貯めて一気に交換した後ANAコース解約すればいいんじゃない?
まさしくその通り!でも1年間で4万マイルしか交換できないんだ。
②ANAの年間移行上限は40,000マイル
1月1日〜12月31日までの間に「40,000P=40,000マイル」までしか交換できないというのもデメリット。
ANAアメックス・ゴールドはポイント移行が無料で年間移行上限がないですが、年会費は3倍以上します。
年会費(税込) | 11,000円 | 34,100円 |
ANAマイル移行上限 | 4万マイル | 上限なし |
③JALマイルに交換できない
JALの航空券を買うと100円につき3P
でも..
JALマイルに交換できない..
しかし、ANAマイル派よりJALマイル派にスカイトラベラーはおすすめです。
というのも、JAL特典航空券はブリティシュ・エアウェイズのマイルで発券することができ、区間によっては直接JALマイルで取るより少なく済みます。
この辺はメリットで深掘りしましょう^ ^
いいや!俺はJALマイルを無期限で貯めれるクレカは探してるんだ!
というJALマイラーはSPGアメックスカード一択です。
SPGアメックスはAMEX社発行のクレカですが、貯まるのはマリオットボンヴォイポイントで、ANAやJALマイルなど40社のマイルに交換でき、年間移行上限も移行手数料も無料のスンバラしいマイル系最強カードです。
しかもマイル還元率1.25%!!
④スカイトラベラー3倍ボーナスは年間60,000P(200万)が上限
旅行しまくるお金持ちにしか関係なさそうですが、航空券購入でポイント3倍になるのも上限があります。
年間(1月~12月)
200万→60,000P
これ以上の支払い分は100円につき1Pです。
マイルの鉄人にはまったく関係ないかな(笑)
・ANAマイル派年間4万マイルまで
・JALマイルに交換できない
・ポイント3倍は200万円まで
では、次に「おっ!」と笑顔になるメリットをみていきましょう!!
アメックス・スカイトラベラーのメリット 評判がいい理由
【マイル還元率3%】スカイボーナスでポイント3倍!しかし注意点あり
日本航空(JAL)、全日空(ANA)、アシアナ航空、イタリア航空、エア タヒチ ヌイ、エールフランス航空、エティハド航空、エバー航空、エミレーツ航空、オーストリア航空、ガルーダ・インドネシア航空、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、KLMオランダ航空、シンガポール航空、スイス インターナショナル エアラインズ、スカンジナビア航空、スターフライヤー、タイ国際航空、大韓航空、チャイナエアライン、デルタ航空、、フィリピン航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザ ドイツ航空
↑の航空会社の公式ウェブサイトから航空券やパッケージツアーを購入すると「スカイトラベラーボーナス」として100円につき3P貯まります。
マイル還元率3%!
これがマイラーにとって1番のメリットで人気の理由ですね^ ^
しかし1点注意点があり「円建て決済(表示価格と支払いが日本円)」じゃないと3倍にはなりません。
例えば、
JALの海外発券=外貨建て=対象外
ANAの海外発券=円建て=対象
海外発券の場合少しややこしいですが、支払い時「日本円」であればポイント3倍です。
あと、じゃらん、楽天トラベルのツアーやエクスペディアやエアトリで航空券も対象外です。
日本旅行とアップルワールドもポイント3倍だよ!
日本旅行とアップルワールドもポイント3倍
日本旅行とは、国内外の旅行を幅広く取り扱ってる旅行代理店です。
旅館・ホテル予約、高速バス、レンタカー
海外ツアー、海外航空券、ホテル
アップルワールドは海外ホテル予約サイト。口コミが多いのでホテル選びの参考になりますよ。
アップルワールドも100円につき1P貯まり、ANAマイル、JALマイル、楽天ポイント、Tポイント、現金などに交換できます。
日本旅行とアップルワールドもスカイトラベラーなら100円につき3P!!
そして共にポイントサイトにあるのでポイントがザクザク貯まります^ ^
日本旅行はマイル交換レートNO1のモッピーで1%還元。
アップルワールドはポイントインカムで3%還元くらいと中々高めなので利用する時はポイント3重取りしましょう^ ^
例えば、アップルワールドでホテル代が10万円だった場合、公式サイトから予約するより3,000円もお得になりますよ。
ポイント3重取りとは? ポイントインカム3%還元の場合 |
|
3,000P | |
3,000円相当 | |
アップルポイント | 1,000円相当 |
15の航空会社マイレージに交換できる
航空会社 | ||
ANA(全日空) | ブリティッシュ・エアウェイズ | デルタ航空 |
チャイナエアライン | ヴァージン アトランティック航空 | タイ国際航空 |
キャセイパシフィック航空 | シンガポール航空 | スカンジナビア航空 |
イタリア航空 | フィンランド航空 | エティハド航空 |
エミレーツ航空 | カタール航空 | エールフランス |
↑15の航空会社のマイルに「1,000P=1,000マイル」から交換でき、ANA以外は移行手数料も上限もありません。
その他のマイル | ||
年間移行手数料 | 5,500円 | なし |
1年間の交換上限 | 40,000マイル | なし |
スカイトラベラーはアメックスプロパーカードより交換レートが高いよ!
【交換レート100%】アメックスプロパーカードよりマイル交換率が高い
アメックス・グリーン
アメックス・ゴールド
アメックス・プラチナ
といったプロパーカードからマイルに交換する場合移行レートは80%ですが、スカイトラベラーは100%!!
1,250P=1,000マイル
スカイトラベラー:交換率100%
1,000P=1,000マイル
同じポイントプログラムですが交換レートはなんと20%も高いです^ ^
たった20%かー!
おいおい..マイルってのは交換レートってめっちゃ大事なんだよ。ここを甘くみちゃダメ!
例えば、1,000万円使って10万P貯めマイルに交換すると20,000マイルも違います。
プロパーカード :8万マイル
スカイトラベラー:10万マイル
\使ったお金は同じ!/
2万マイルあれば、ブリティッシュエアのマイルでJAL特典航空券を発券して「JAL便で東京ー沖縄(18,000マイル)」を往復できます。
マイル歴10年越えの経験上「マイルを貯める・使う」でもっとも大事だと痛感したのはマイル交換レートです。
これを意識して陸マイラー活動すればきっと年間5万〜10万マイルくらいは継続して貯められます。
評判がいいメリット・評判が悪いデメリットをまとめよう!
メリット | デメリット |
1P=1マイル (他のカードより交換レートが高い) 航空券などでポイント3倍 日本旅行、アップルワールドでポイント3倍 15社のマイルに交換できる |
ANAマイル移行手数料 上限4万マイル JALマイル交換不可 ポイント3倍は200万まで |
そんなスカイトラベラーカードで1番お得な入会方法・キャンペーンをみていきましょう!
スカイトラベラーの入会キャンペーン「1番得する」入会方法
公式サイトの入会キャンペーン 3,000P+航空券初回購入で5,000P
公式サイトやクレジットカード比較のアフィリエイトサイトから入会する場合、スカイトラベラーの新規入会すると、3,000Pのボーナスが付与されます。
うーん..ちょっと物足りねー!
もう5,000Pあるよ!
そしてカード入会から1年以内に対象航空会社の航空券を円建てで購入するとファーストトラベルボーナスとして5,000P付与されます。
合わせて8,000P
まずまずじゃないでしょうか?
ポイントサイトにはスカイトラベラーは掲載なし
アメックスグリーン、ゴールドはポイントサイトに2,000Pであるんですが、スカイトラベラーカードは掲載なしです。
もし掲載されても2,000Pが相場でしょう。
アメックス紹介プログラムの特典は6,500P+5,000P
スカイトラベラーをアメックス紹介プログラムを使って新規入会すると、
入会で3,000P
3ヶ月以内に5万円以上利用で3,500P
合わせて6,500P獲得できます。
5万円利用が条件ですが公式サイトより3,500Pも多く獲得できるので発行するなら紹介プログラム特典が1番メリットありますね。
もちろんファーストトラベルボーナス5,000PもGETできるので、
合計11,500Pです。
公式 | 紹介 | |
入会特典 | 3,000P | 3,000P |
5万円利用 | ー | 3,500P |
ファーストトラベルボーナス | 5,000P | 5,000P |
合計 | 8,000P | 11,500P |
すでに他のアメックスカードを持ってる場合「紹介特典」は付与されるのか?
SPGアメックス
ANAアメックス
アメックスプラチナ
例えばすでに上の3枚を持ってるとして、新たにスカイトラベラーに入会する場合は…
OKデス!紹介特典は付与されます^ ^
マイルの鉄人からも紹介できるので、お問い合わせより「スカイトラベラー紹介希望」とご連絡くださいね。
スカイトラベラーで大本命はブリティッシュエア・ウェイズのAvios JALマイル派におすすめの理由
イギリスの航空会社ブリティッシュエア・ウェイズ(British Airways)は、BAと略して呼ばれマイルのことをAvios(アビオス)と呼びます。
個人的にスカイトラベラーを使うなら狙いはBAのAviosが大本命で、JALをよく利用する方はぜひAviosに注目してください!
JALとBAは同じワンワールドに加盟している
同じワンワールドに加盟しているで、
JALマイルでBAに搭乗
AviosでJALに搭乗
というように航空会社の枠を超えてマイルを有効活用できます。
スカイトラベラーで貯めたポイントをJALマイルに交換できないけど、JAL特典航空券には交換できるってことね。
その通り!これならJALマイラーも使い道あるでしょ!国内線で解説するね。
AviosでJAL特典航空券をとるメリット
JALやANAの特典航空券は家族までしか予約できませんが、Aviosは友達でも恋人でも隣のおばちゃんでもOK。
ザックリ言えば自分のAviosを誰に使ってもいいんです。
BAのAviosの必要数は距離、JALの必要数は3つの区間で決まります。
JALの区間と必要マイルをベースに比較するとこうなります↓
片道に必要ないマイル/Avios | ||
JAL | BA | |
A区間 東京-大阪など |
6,000 | 6,000 |
B区間 東京-鹿児島など |
7,500 | 6,000 または 9,000 |
C区間 東京-石垣など |
10,000 | 9,000 または 11,000 |
B区間に注目してください。
JAL7,500のトコをBA6,000で取れるとイイですよね?
逆にJAL7,500のトコをBA9,000だとなんか損した気分ですよね?
東京発着路線だと、BA9,000かかる区間は「奄美大島」「沖縄」の2区間のみで、他はすべて6,000Avios。
大阪発着路線だと、BA9,000かかる区間は「札幌」「女満別」「旭川」「帯広」「釧路」の5区間のみで他は6,000Avios。
26区間中24区間は6,000Avios
大阪は70%
17区間中12区間は6,000Avios
JAL7,500マイルで取るより圧倒的にBAのAviosで予約する方が少ない区間が多いんです(^-^)v
ん〜ちょっとイメージできない..
実際の特典航空券を予約する画面で見てみよう!
同一区間、同一時間で往復3,000マイル少ない
JAL便の「東京ー札幌」をJALマイルで予約する場合「往復15,000マイル」。
同じ日付、同じ時間でBAで検索すると「12,000Avios+1,120円」。
1,120円の手数料はかかりますが3,000も少ないですね!!
昔これを聞いてマイル偏差値が低い私が感じたことは..
へぇ〜..でも手続きめんどくさそうだし、英語できないし無理無理!パスパス!
しかしBAの特典航空券発券はすべて日本語で予約方法もめちゃくちゃ簡単なので、今ではJAL国内線はAviosで予約する確率が高いです。
Aviosを貯めるならSPGアメックスが1番おすすめですが、スカイトラベラーが2番目におすすめです。
JALマイルを国内線でよく使う人はメリット大ね!
さらに詳しく知りたい方は参考ください↓
では、次にスカイトラベラーにピッタリな人、発行する最高のタイミングはいつかみていきましょう!!
スカイトラベラーはマイル修行(SFC、JGC)や旅行に行く前がおすすめ
ズバリ、航空券を購入が必要な「旅行する時」や人生に一度の航空会社の上級会員になる「SFC修行」「JGC修行」する時はスカイトラベラーでガッツリポイントを貯めるチャンスです。
なんたってポイント3倍!!
航空券 | 付与ポイント |
10万円 | 3,000P |
20万円 | 6,000P |
40万円 | 12,000P (B区間往復分) |
50万円 | 15,000P |
100万円 | 30,000P |
150万円 | 45,000P |
200万円 | 60,000P |
個人的には50万円くらい使う旅行やJGC修行計画前がイイかなと思います。
スカイトラベラーの旅行傷害保険とその他の特典・サービスなど
スカイトラベラーの旅行傷害保険はカード利用で補償される利用付帯です。
利用付帯←コレ!
海外旅行は、国際航空券や海外ツアーをスカイトラベラーで支払うことで適用され、国内旅行は、航空券やツアー、バスや新幹線のチケットを決済してはじめて適応となります。
国内旅行の保険は最高2,000万円
国内旅行は、傷害死亡・後遺障害保険金のみで本会員が最高2,000万。
家族が最高1,000万円のみ。
海外旅行の保険は最高3,000万円
本人 | 家族 | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万 | 最高1,000万 |
傷害治療費用 | 最高100万 | ー |
疾病治療費用 | 最高100万 | ー |
賠償責任 | 最高3,000万 | ー |
携行品損害 | 1旅行中 最高30万円 | |
救援者費用 | 保険期間中最高200万 |
【海外のみ】航空便遅延費用補償
乗継遅延費用 | 1回 最高2万 |
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 | 1回 最高2万 |
受託手荷物遅延 | 1回 最高2万 |
受託手荷物紛失 | 1回 最高4万円 |
保険や補償は全体的にみて、すっごいイイでも悪いでもなく、
「ん?AMEXさん。もうちょいがんばってもいいんじゃない?」
というのが正直な感想です^ ^
旅行・空港でのサービス特典
国内28カ所と、ハワイ(ホノルル)のIASS HAWAII LOUNGEの空港ラウンジを本人+同伴者1名まで無料で利用できます。
多分すべてのアメックスカードでこの空港ラウンジが使えるので特別感は正直ないです。
手荷物無料宅配サービスは1個、大型荷物は1000円割引
成田国際空港
中部国際空港
関西国際空港
帰国の時に対象空港から自宅までスーツケース1個を無料で配送してくれ、160cmを超える荷物もスカイトラベラーを「えい!」と見せると1,000割引になります。
航空券をスカイトラベラーで決済してなくても使えるサービスです(^-^)v
その他にも、
海外旅行先での日本語サービス
海外用携帯レンタル料半額
国内レンタカー5%オフ
などのあまり使わないようなちょっとした特典もあります(笑)
まとめ
・ANAマイル派年間4万マイルまで
・JALマイルに交換できない
・ポイント3倍は200万円まで
・航空券購入でポイント3倍
・ポイントは無期限
・15社のマイルに交換できる
スカイトラベラーは、
今年飛行機乗る機会多いからマイルが5倍貯まるスカイトラベラー・プレミア欲しいなぁ〜..でもちょっと年会費高すぎるなぁ〜
JALやANA以外のマイルにもちょっと手をだしてマイレージの世界に足を踏み入れるかぁ!
というマイラーにピッタリなクレジットカードです。
年会費(税込) | 11,000円 | 38,500円 |
航空券/ポイント | 3倍 | 5倍 |
新規入会するならアメックス紹介特典をぜひGETしてマイル旅に一歩近づきましよう!
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